収穫野菜を使い切る|夏野菜の保存方法と大量消費レシピ
たけさん、ご近所さんから「きゅうりが採れすぎて困る」って相談されたんですけど、そんなことあるんですか?野菜が多いなんて羨ましい悩みだなって…。
いやいや、家庭菜園あるあるの筆頭だよ。きゅうりは最盛期になると1日5〜6本ペースで採れて、冷蔵庫がきゅうりだらけになるんだ。
5〜6本!?毎日それは食べきれないですね…。
そうなんだよ。うちも最初の年は食べきれずにダメにしちゃって、すごくもったいないことをした。それ以来、保存と大量消費のレパートリーを増やしてきたんだ。
それ、菜園やってる人みんなが知りたいやつです!
よし、今回は夏野菜の正しい保存方法と、うちで定番になっている大量消費レシピを紹介するね。
家庭菜園の醍醐味は、なんといっても採れたて野菜を食べられることです。ただ、続けているとほぼ確実にぶつかるのが「採れすぎ問題」。特にきゅうり・トマト・ナスの夏野菜トリオは、最盛期には消費が追いつかないほど収穫できます。
うちも1年目の夏、きゅうりが1日5本ペースで採れ続け、食べきれずに何本も傷ませてしまいました。せっかく育てた野菜を捨てるのは本当に心が痛みます。そこで2年目からは「正しく保存する」「大量消費レシピを持っておく」の2本立てで対策するようになり、今ではほぼ使い切れるようになりました。この記事では、夏野菜の保存方法と、実際にうちの食卓で回っている大量消費レシピを紹介します。
まずは正しい保存方法を知る
採れた野菜をすぐ調理できないときは、保存方法で持ちが大きく変わります。野菜ごとにベストな方法が違うので、代表的な夏野菜をまとめました。
| 野菜 | 冷蔵保存 | 冷凍保存 |
|---|---|---|
| トマト | ヘタを下にして野菜室へ | 丸ごと密閉袋で約1ヶ月。加熱調理向き |
| きゅうり | 1本ずつペーパーで包み立てて野菜室へ(約3日) | 輪切り→塩もみ→水気を絞って冷凍 |
| ナス | 1本ずつラップして野菜室へ | 生のままはNG。焼き・揚げなど加熱後に冷凍 |
| ピーマン | 袋に入れて野菜室へ | 種を取りカットしてそのまま冷凍OK |
トマトは丸ごと冷凍が便利
完熟トマトが一度に採れたら、洗ってヘタを取り、丸ごと冷凍袋に入れて冷凍します。解凍すると水分が抜けて生食には向きませんが、加熱調理ならまったく問題なし。しかも冷凍したトマトは水にさっとくぐらせるだけで皮がつるんとむけるので、湯むきの手間が省けて、むしろ便利なくらいです。ソースやスープ用のストックとして、うちの冷凍庫には夏の間ずっと冷凍トマトが入っています。
きゅうりは「塩もみしてから」冷凍
きゅうりは水分が多く、そのまま冷凍すると食感が完全に崩れます。薄い輪切りにして塩もみし、5〜10分置いてぎゅっと水気を絞ってから小分けで冷凍するのがコツです。解凍後は酢の物やポテトサラダの具にそのまま使えます。
ナスは加熱してから冷凍
ナスも生のまま冷凍するとスポンジ状になってしまうので、焼きナスや素揚げにしてから冷凍します。揚げてから冷凍したナスは、凍ったまま麺つゆに入れれば即席の揚げ浸しになって、忙しい日の一品に重宝します。ナスをたくさん収穫するコツはナスの育て方で解説しています。
大量消費レシピ:きゅうり編
うちで一番「採れすぎる」のがきゅうりです。定番はこの3つ。
1. パリパリ漬け(醤油漬け)
輪切りにしたきゅうりを、醤油・砂糖・酢・生姜を煮立てた漬けダレに熱いうちに漬け込むだけ。冷蔵庫で数日もつので、一度に6〜7本消費できます。ご飯のお供に最強で、うちでは「作った翌日には半分なくなる」人気メニューです。
2. 塩昆布和え
叩いたきゅうりに塩昆布とごま油を和えるだけの超時短メニュー。火を使わないので、暑い日の「もう一品」にぴったりです。
3. 浅漬け
袋にきゅうりと塩(きゅうりの重さの2%くらい)、お好みで昆布や唐辛子を入れて揉むだけ。半日で食べられます。ミョウガやナスを一緒に入れても美味しいです。
大量消費レシピ:トマト・ナス編
ラタトゥイユは「菜園の受け皿」
トマト・ナス・ピーマン・ズッキーニと、夏の菜園で採れるものを何でも受け止めてくれるのがラタトゥイユです。オリーブオイルでニンニクを炒め、野菜をざく切りにして煮込むだけ。冷やしても美味しく、冷蔵で3〜4日、冷凍もできるので、うちでは週末に大鍋で作り置きしています。トマトの育て方はトマトの育て方をどうぞ。
夏野菜カレー
定番中の定番ですが、消費力は随一です。素揚げしたナスとピーマン、ざく切りトマトを普段のカレーに加えるだけで、野菜がごろごろ入った夏カレーになります。トマトを多めに入れると酸味が効いてルーの量を減らせるのも良いところです。
ナスの揚げ浸し
素揚げしたナスを麺つゆ+おろし生姜に漬けるだけ。冷蔵庫で冷やすと味が染みて、翌日はさらに美味しくなります。一度に4〜5本消費できて日持ちもするので、ナスの最盛期はほぼ毎週作っています。
使い切りの工夫とおすそ分け
保存とレシピを駆使しても余るときは、無理せずおすそ分けするのがおすすめです。うちも最盛期はご近所や職場に配っていますが、「今朝採れたきゅうりです」と渡すと想像以上に喜ばれて、ご近所付き合いのきっかけにもなりました。
また、そもそも「植えすぎない」のも大事な対策です。きゅうりは2株あれば4人家族で十分すぎるほど採れます。年間の作付け計画は家庭菜園カレンダーを参考に、食べきれる量から始めてみてください。秋冬に向けた切り替えは秋冬野菜の育て方でまとめています。
まとめ
夏野菜を使い切るポイントを振り返ります。
- トマトは丸ごと冷凍で約1ヶ月保存OK。皮むきも楽になり加熱調理に便利
- きゅうりは塩もみしてから、ナスは加熱してから冷凍する
- きゅうりの大量消費はパリパリ漬け・塩昆布和え・浅漬けの3本柱
- トマト・ナスはラタトゥイユ、夏野菜カレー、揚げ浸しで一気に消費
- それでも余ったらおすそ分け。次の年は「植えすぎない」計画も大切
せっかく手間ひまかけて育てた野菜ですから、最後の一本まで美味しく食べきりたいものです。保存とレシピの引き出しが増えると、「採れすぎて困る」が「採れすぎて嬉しい」に変わりますよ。
冷凍トマトの皮がつるんとむけるの、目からウロコでした!これなら採れすぎても怖くないですね。
でしょ?「困った」が「楽しみ」に変わると、菜園はもっと面白くなるよ。ご近所さんにもパリパリ漬け、教えてあげてね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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